四条大宮のモリタ屋本店✖️コラム連載/街はエイトビート

昭和生まれのRock人間が街の風景を紹介 もりもり

2011年3月11日の東日本大震災から早くも12年が経過しました。

その時私は職場におりましたが、いろいろな所から「大変な地震が生じたらしい」という声が聞こえてきました。

間もなくテレビや新聞報道などでその現実を知ることとなりましたが、とりわけあの津波の映像は驚愕でした。

被災地の中でも宮城には昔のバンド仲間が数人住んでおり心配しましたが、しばらくして彼らの無事を確認することができました。

その後私の直属の部下が何人も現地に支援に入ることとなりました。

ある者は電車を乗り継ぎ、またある者は長期間の支援に備えて自家用車を持ち込んでの現地入りでした。

そのような部下と一緒に仕事をできたことを私は今も誇りに思っています。

そんな時、京都で非常に有名な某すき焼き店・牛肉屋が震災支援と名乗って牛肉のセールを実施しました。

私も参加いたしたく、まあまあの値段で牛肉を購入。

しかし、それはスカスカパリパリの固い牛肉でした。この某有名店の考え方がよーく分かりました。

牛肉の値段が高いとか安いとかいうことではなく、そのような行為を「震災支援」と名乗るこの業者の行いは私の部下が行った支援行為とは似ても似つかぬものです。

情けなくも恥ずかしい話です。

閑話休題

*           *          *

上に書いた話とは直接の関係はありませんが、四条大宮には私が長年お気に入りの肉屋があります。

四条大宮の「モリタ屋」HPより引用

モリタ屋四条猪熊本店。明治維新まもない明治2年(1869年)に創業。

すき焼、しゃぶしゃぶ、オイル焼が楽しめます。

直営牧場で肥育された牛肉を使用しており、いつも期待を裏切らない美味しさです。

ここにはスーパーマーケットも併設されています。

モリタ屋クオリティフードマーケット。

値段はちょっとお高めですが、値段に見合った高品質の商品が並び、店員さんも丁寧な立居振舞いで、モリタ屋さんの誇りを感じます。

京都の人間は牛肉が好きですが、特に年末ともなると店自慢の牛肉を求めて多くのお客さんが長い列を作ります。

私は常日頃から他の食品は自宅近くのスーパーで買いますが、牛肉はここで購入。

特に年末は自らの畑で採れたネギとモリタ屋の牛肉ですき焼きを食することが毎年の行事であり、至福の時間でもあります。

モリタ屋には牛肉を中心とした商売に正面から取り組んでいる姿勢を感じています。

支援したい店です。

モリタ屋さんの誇り!

投稿者プロフィール

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もりもり
1955(昭和30)年、東京は世田谷生まれ。
その後、愛知県岡崎などを経て、京都市に到着。
65歳時に癌を患い、抗癌剤の副作用等々で、それまで毎週の芝刈り生活を終了。
現在は専ら家庭菜園で、暑い寒いと文句を言いながら土を耕し中。
今もRock BandでBassなどを担当。

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