特別な京都土産を大切な人に。世界初・天然色素使用の「和柄専門アイシングクッキー」

世界的な観光地、伝統の都京都。

この街はただ暮らすだけではなく、伝統文化を継承していく使命を持った街であると痛感させられる今日この頃。

海外や他府県に行く際、京都らしいお土産で相手が喜ぶものをプレゼントしたいと思う場面もあるのではないだろうか？

「日本らしさ」「京都らしさ」に魅了され、「アイシングクッキーに和柄を描く」という新しい切り口でその素晴らしさを伝える香織さんについてご紹介したい。

香織さんが作る和柄アイシングクッキーはマルシェにも度々出店され、ネットでの販売もされている。

届けたいのは伝統紋様に託す想い

日本の和柄には1つひとつ意味があることはご存知だろうか？

古くから着物や工芸品に用いられる和柄には家内安全や邪気払いなど様々な願いが込められている。

例えば円が繋がり永遠に連鎖する七宝紋様は「円満」「調和」「ご縁」「さらなる繁栄」「子孫繁栄」などの意味があり、人のご縁や繋がりは七宝と同等の価値があることを示している。

縁起の良い六角形のクッキーにあしらわれた繊細な和柄は、香織さんが1つひとつ想いを込めながら丁寧に描いている。

大切な人へのプレゼントに喜ばれる和柄クッキー。和柄の意味を知った時、更に嬉しくなる。

贈った人と貰った人の心を結ぶ特別なお菓子となっている。

安心安全、そして美味しいアイシングクッキー

アイシングクッキーというと、見た目は食べるのが勿体無いくらい可愛いが、味はただ甘いというイメージが多くの人にあるのではないだろうか？

そのイメージを覆すのが香織さんの作る和柄アイシングクッキーの凄さである。

香織さん「初めてマルシェに出店した際、2歳ぐらいのお子さんを連れたママさんに、このクッキーは安心ですか？と尋ねられたんです。安心という言葉が頭からしばらく離れませんでした。安心って何なんだろう？と真剣に考えるように。確かに当時作っていたアイシングクッキーの素材は日本で許可が得られたものしか使ってはいません。でも、安心なのかと尋ねられると自信を持ってYESとは言えない。」

悩みながら改良を重ね、人工着色料を使わないということにした香織さん。

その代わり色付けには天然着色料を使用している。

青はバタフライピー、若草色は無農薬抹茶、薄茶色はほうじ茶、桃色は木苺、藤色はアロニアで着色され、他のアイシングクッキーとは違い、アイシング部分にも風味がある。

原材料には国産小麦、国産バター、国産ビート糖、国産卵を使用し、安心を追求したお菓子となっている。

特に木苺の味は甘すぎず酸味も感じられる自然な味であることから、甘すぎるのが苦手な男性のお客さんに好まれる。

着物の良さを伝えながら和柄アイシングクッキーの販売

香織さん「ママ友に趣味でアイシングクッキーを教えていたのが最初のきっかけです。知り合いのママさんが菓子製造販売許可を持っているカフェのオーナーで、自分で作って販売させてもらえることに。たまたま参加した異業種交流会で西陣織をされている帯屋さんにアイシングクッキーに和柄を描きませんか？と提案をいただいて。茶菓子代わりに和柄のアイシングクッキーを提供しました。」

その後、「アイシングクッキーに和柄を描くのなら着物を着た方がいい！」というアドバイスに導かれ、友人に着付けを教えてもらったそうだ。

その後香織さんは2021年、初代京都きものPR大使に選ばれ、今はOBとして活動されている。

着物を着ながら和柄専門のアイシングクッキーを売る姿から、新しい風を取り入れながら楽しく伝統を伝える香織さんの想いが感じられる。

間借りカフェで塩麹を使ったご飯とアイシングクッキーを販売

昨年より中京区鯉山町にある「こいやまカフェ」にて、週1回木曜日に間借りカフェをしている香織さん。

そこでアイシングクッキーの販売と塩麹を使用した健康志向なご飯を提供している。

取材の日は、私の希望でハンバーグランチをいただいた。

ソースがいらない旨味たっぷりのハンバーグに感動。

塩麹の味つけだけで十分で、食べ応えもしっかりある。

女性にも男性にも嬉しいメニューとなっている。

町屋を改装し、お花屋さんも中に入っているお洒落なこいやまカフェで、是非美味しい香織さんの手料理をいただきながら和柄アイシングクッキーを手にとってみて欲しい。

食の安全性について問われる現代。

どうせ食べ物を贈るのであれば自信を持って美味しいと言えるものを大切な人には渡したい。

日本の良き文化に想いを込めて、とっておきのプレゼントを大切な人にしてみてはいかがだろうか。

情報

（　和柄専門アイシングクッキー　和装作アイシング　織　-ori-　）

Instagram：https://instagram.com/wasousaku_ori_

購入サイト：https://preview.page.link/thebase.page.link/DX9V

（　無添加発酵調味料「発酵ランチ」）

場所：こいやまカフェ

住所：〒604-8163 京都府京都市中京区鯉山町524

営業日：週1回(基本木曜日と金曜日）

その他：和柄専門アイシングクッキーも販売

投稿者プロフィール

はな

京都生まれ京都育ちの20代後半。うたかたの人生を全うすべく2年前猛暑の中レンタルスペースの管理人へ。色々な人や場所が知りたくて今はライターの卵となりました。瓶コーラを飲みながらふわふわのベットに横たわり、プロジェクターにて映画鑑賞を行うのが至福の時間。

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