物語が浮かんでくる妄想ヨーロッパ楽団 ピエモンテルノ

西院を拠点に音楽活動する「ピエモンテルノ」

西院駅からほど近くにあるライブハウスの西院ネガポジを根城に、音楽活動を広げる妄想ヨーロッパ楽団「ピエモンテルノ」をご紹介したい。

京都発・ヨーロッパ経由で膨らんだ妄想が大炸裂。

映画音楽作家のエンニオ・モリコーネのサウンドや、映画監督のフェデリコ・フェリーニの世界を想起させる音楽で物語のような世界観を届けてくれる、他に類を見ない稀有な個性のバンドである。

その音楽はまるでファンタジー

個性的な4人の楽団「ピエモンテルノ」

カラフルな色彩や豊かな映像が、聴く者の脳裏に浮かぶだろう。

作家・表現太郎氏の繰り広げる歌詞と楽曲の世界を、女優のように歌の世界を再現するボーカリスト・サツキーヌこと清水彩月氏。

さらに、チューバのヒロ・シバタ氏とフルートの坂本楽氏が加わった4人の楽団である。

民謡で磨き上げた清水彩月氏の表情豊かな歌声が高らかに響き、言葉に命を与え、妄想ヨーロッパの世界観に独特の魅力を与えている。

そしてそのサツキーヌの歌を、見事に引き立たせるアンサンブルもまた、ピエモンテルノの個性の特徴である。

ところで、なぜ「妄想ヨーロッパ」なのか?

実は2010年に京都で結成した当初、実際に表現太郎氏はヨーロッパには行ったことがなかった。ヨーロッパへの憧れから想像のみで描いた作品を演奏し続けていたのである。

それが妄想ヨーロッパの由来だ。

作家と称する表現太郎氏は、「自身が幼い頃から憧れ続けて妄想してきた世界観を歌詞と曲に込め、そこにお客さんの感性が融合することで、ピエモンテルノの作り込んだ世界はさらに進化していくのだ」と語る。

ひとときピエモンテルノの演奏に触れると、聴く者は自分の遊び心に没入するに違いない。

彼らにとって妄想とは、自由の象徴なのだ。

「様々な情景を演奏の中で妄想することで、日常を解放し、忙しい中でつい薄れがちな、自分の自由な世界観を再発見する時間にしてほしい。」

そんな想いを込めて精力的に活動中である。

活動範囲はいよいよ国外へ

2017年にフランス、2019年にはトリオでドイツ、チェコ、オーストリアへ37日間45本のライブを行い、「日本を代表する新しい音楽だ」と現地で喝采を受けることになる。

旅のライブの様子はぜひインスタグラムでご覧いただきたい。

そして、歌詞が持つ独特の物語的世界観を表現すべく作り込まれたライブステージ空間も、まるで、その物語を再現する劇場のように楽しめる。

生演奏によって五感で捉えられる圧倒的な体験は、視覚芸術では伝えることができない音楽ならではの表現である。

ぜひ実際にライブで、生の音を体験し楽しんでいただきたい。

今日も中京の街の空高く、どこかで歌声が響いているかもしれない。

ピエモンテルノの妄想は、京の街より、果てしなく自由に、どこまでも膨らんでいく。

妄想ヨーロッパ楽団「ピエモンテルノ」

ピエモンテルノ ホームページ
https://www.piemonteruno.com/

YouTube
https://www.piemonteruno.com/pages/5477410/page_202110291512

旅のライブの様子はこちらのインスタグラムから
https://www.instagram.com/piemonteruno/


ピエモンテルノが活躍するライブハウス

京都西院ネガポジ
京都市右京区西院東今田町40アシダビル1F
http://www.negaposi.net/


ライブ情報
2023.4.23 (日) 京都西院ネガポジ
出演 : ピエモンテルノ
(清水彩月&表現太郎&ヒロ・シバタ&坂本楽)
ランチブレイク( from 札幌)
18:30open / 19:30start 
前売¥3,000
当日¥3,500 (+1d )

2023.6.11(日)京都西院ネガポジ 
ピエモンテルノ ワンマンライブ

投稿者プロフィール

がま
がま
絵描きのがまです。
インテリアアートから、日常の小物・ストールやbagなど、なんにでも絵を描いてます。日々の暮らしを彩る絵描きとして、活動中。
音楽も好きで、トロンボーンもたまに練習しています。
美味しいもの、素敵な音、綺麗な色、愉しい仲間。
好きなものに囲まれて、好奇心いっぱいの人生を謳歌したいと日々アンテナ広げています!

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